第1章 神のみことばの重要性

目次

唯一の書
神の息づく書
働きの書
解放の書
闘いの書
奨励
付録:「これを最後に」
おまけ: 聖書通読計画

神の御名を呼び求める者すべてにとって、神のみことばを理解することは大いに重要です。聖書研究は、神さまとの交わりの重要な第一歩のひとつです。

唯一の書

聖書にはこのように、他の追随を許さぬたくさんのユニークな特色があります。

  • 人気―毎年いつもベストセラーで、北米だけでも5億ドル以上の売上があります。

  • 著述―1,600年以上もの時間をかけて、生まれも育ちも時代背景も別々の40人が別々に書いたにもかかわらず、ただひとりの神の著書として読むことができます。

  • 保全性―フレドリク・ファイヴィ・ブルース著、柳田友信訳『新約聖書は信頼できるか』(Are New Testament Documents Reliable?)では、新約聖書の写本と他の古文書とが比較されています。

表1.1 新約聖書と他の古文書との比較

文献執筆期間現存する写本の成立年経過年数残存部数
ヘロドトス紀元前448〜428年西暦900年1,300年間8部
タキトゥス西暦100年西暦1100年1,000年間20部
ユリウス・カエサルガリア戦記紀元前50〜58年西暦900年950年10部
ティトゥス・リウィウス ローマ建国史紀元前59年〜西暦17年西暦900年900年間20部
新約聖書西暦40〜100年西暦130年(断片)、西暦350年(全巻)30〜310年間5,000部(ギリシア語)、10,000部(ラテン語)

カエサル著 ガリア戦記 は、カエサルが原文を著した900年後に写された最も初期のものなど、10の写本が現存しています。新約聖書は、西暦350年のものとされた全文の手書き写本、新約聖書の大部分を含む3世紀のパピルス、西暦130年の『ヨハネの福音書』の断片があります。比較すべき手書き写本はいくつあるのでしょう。ギリシア語5,000部にラテン語10,000部です!

 

「証拠が真実かつ十分であることにかけては、新約聖書本文の立場は不動であって、他のいかなる古文書の追随をも許さないのである」

 
 --本文批評家 F・J・A・ホート(1828-1892)『ギリシア語原語新約聖書』(The New Testament in the Original Greek) 第1巻561ページ、マクミラン刊、引用『いのちにかかわる問題』(Questions of Life)25〜26ページ